第38回天台青少年比叡山の集い

天台宗の宗旨に則り、「一隅を照らす」精神を持った青少年の育成を目的として、
比叡山で2泊3日の研修会を行っております。この研修会で比叡山三塔巡拝や、
天台座主から直接に戒を受けるお受戒やレクレーションとして営火を通じ、「規律と合掌」を学ぶのです。


初日の平和の祈りに参加するために並ぶ研修生。
同じ班の研修生同士でも初対面の子がほとんどのためまだ緊張の真っ最中!


暑い中に「平和の祈り」に参加。「平和の祈り」には宗教を超えて仏教だけでなく
いろいろな宗教家が集まりみんなで地球平和を祈ります。



行事に参加することだけでなく日常生活の中の食事や入浴時においても行の一環として
いろいろなことを行いそれらを通して感謝を学びます。
2日目ではすでに班の子供同士(リーダーも含む?)は仲良くなり、いろいろなことにお互い助け合い、
注意しあい集団生活で協力して過ごしていきます。

2日の夜には「営火」で班の出し物をみんながやり、下山前の思い出と仲間を作り、感動を分かち合います。

営火もおわりみんながいい顔で班が一つになります。次の日は最終日で山を下りるだけなので、
お互いの別れが寂しく感じる夜なのです。この時に班で話し合いをしますが、
また来年も来たいといってくれると班リーダーは非常にうれしいもんです。

お別れ前の修了式直前
研修も終わり研修生はこの後地元にもどり家でもこの研修で学んだ食事作法や、集団生活のマナーなどを
実践してくれているのでしょうか?お別れの時には涙を流す研修生も少なくありません。

今年の研修の班リーダーです。もちろんこのほかにもスタッフは80人を超えるほどいます。
研修生だけでなくリーダーも達成感で満足げな顔をしています。リーダーも研修生との別れは寂しく、
みんなが涙をし来年もまたみんな山に戻ってくるのです。

中学生を対象に行っている研修会です。このHPをみて、興味のわいた方や、
来年の研修に参加希望の方が増えていただければ幸いです。